元箱根石仏・石塔群
2005年7月11日撮影

芦ノ湖へ向かうときいつもは快調に飛ばす国道一号最高地点をすぎたあたりに池があり袂に謂れのありそうな建物があります。初めて寄ってみました。「元箱根石仏・石塔群保存整備記念館」とあります。[大規模な仏教遺跡で、鎌倉時代に成立した。この地は、湯治の街道である湯坂道の最も険しい峠にあたり、厳しい気候と火山性の荒涼とした景観であったために、地獄の地として広く知られていた。]と説明にあります。案内に沿って歩いてみるとこれは偉大な遺跡だと気がつきました。特に【磨崖仏 俗称二十五菩薩】 は圧巻です。5メートル埋まっていた崖地形を復元したものです。規模は違いますがジャワ島のボロブドゥール遺跡を彷彿させます。遺跡は7群あります。この石仏・石塔群は、各石造物が国の史跡・重要文化財に指定されています。それでは順に写真で紹介します。

大きなマップ    保存整備記念館で行っているジオラマの抜粋デジカメで写したもの

磨崖仏 俗称応長地蔵  宝宝篋印塔残欠 俗称八百比丘尼の墓   宝篋印塔 俗称多田満仲の墓  
  磨崖仏 俗称二十五菩薩   五輪塔 俗称曽我兄弟・虎御前の墓  磨崖仏 俗称六道地蔵  

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元箱根石仏・石塔群    素晴らしい町二宮