二宮の8月はガラスのうさぎから
2014年8月8日

今から69年前の8月5日二宮町は米軍の飛行機により機銃掃射を受けました。父と二宮駅の待合室にいた13歳の江井敏子(後に高木敏子)は米軍機の機銃掃射により父を失い、母と妹はその前の3月10日の東京大空襲で失い天涯孤独となりました。その日を永遠に忘れないために二宮町では「ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい」を毎年開催しています。会は町長、町会議長、来賓のあいさつに続き中学生の碑文朗読、小中学校生の歌唱ソプラノ歌手山内みどりさんの指導で会場全体でガラスのうさぎを歌いました。展示会場では二宮での戦災に関する遺物や写真などが展示されました。同時に原爆展、遺族会による絵の展示などが行われました。また紙芝居「二宮の洞窟陣地」も上演されました。
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約11万8千羽の折り鶴で飾られたガラスのうさぎ像 植え替えられたクスノキも立派 原爆と人間展会場
紙芝居「洞窟陣地」 多くの人が見にこられた 駅の機銃弾痕を指差して 山西小児童による合唱
二宮中学生徒による合唱 アニメ映画「ガラスのうさぎ上映 展示会場 紙芝居二宮の洞窟陣地の上演
原爆の惨さを見る 小学生に説明する 展示を見る 親子で原爆の絵を見る

素晴らしい町二宮