大雄山最乗寺のどんど焼
2009年1月14日

お寺でもどんど焼が行われていました。南足柄の大雄山最乗寺(応永1年(1394年)開創、道了尊とも呼ばれる曹洞宗の古刹)です。松や竹で組まれ信者の正月飾りや書き初めが吊るされます。特別祈祷を終えた僧侶の一群が法螺貝を吹きながら階段を下りて来ます。高僧が祈祷を唱えてから火がつけられました。火炎が広がり竹の節が破裂するどんどんという音が響きます。炎が勢いを増した頃から待ちかねた人々がお団子を吊るした竹をかざします。暑さに顔を背けながら頑張って焼いています。このお団子は早朝から修行僧がねり、ひと味違って一年間無病息災といわれています。最近は地域の小学校などでどんど焼が行われますがここでは伝統的な雰囲気の中で行われた珍しいどんど焼でした。
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準備されたどんど焼き

法螺貝を吹きながら修行僧が

高僧も

点火前の祈祷

点火されました

僧侶が並んで

僧侶の祈る

修行僧が作ったお団子

大勢の見物人も

お団子を焼く

現代風の乙女も

焼き方もさまざま

素晴らしい町二宮