梅沢に30万年前(推定)の海洋生物の生活痕遺跡出現
2007年9月21日

7日に来襲した台風9号により西湘地域では多大な被害を受けました。貴重なおき土産も残していきました。梅沢海岸に約30万年前(推定)の海洋生物の生活痕遺跡が出現したのです。21日も平塚博物館の職員が調査を行っていました。職員の話によると1923年の関東大震災により海底部分が隆起し砂に埋もれていた地表が今回の台風9号により覆っていた砂が運び去られて現れた貴重なものと説明されました。普通、海洋生物の生活痕遺跡が出現するのは道路工事などで崖を削り側面の壁に生活痕遺跡が見える場合が殆どだ。
この二宮町梅沢の海岸では平面の状態で現れた稀な例だ。また、この貴重な遺跡を町として何らかの方法(標本化など)で保存してほしいと要望した。と博物館の人は話していました。この日西湘バイパスの崩落調査に来た日本共産党南関東ブロック事務所の大森、畑野元国会議員もこの貴重な遺跡の現場を訪れて聞き取りをしていました。二宮町は台風9号による災害復旧工事のため海岸への立ち入りはご遠慮ください.。とHPで呼びかけています。
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ここまで波で削られた

砂がない

断面

断面

削られ砂がない

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

調査する学芸員

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

調査する学芸員

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

調査する日本共産党事務所

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

海洋生物の生活痕遺跡

川も深くなった

こんなに波で削られて

川らしくなった梅沢川

素晴らしい町二宮