郷土玩具展-A
芝居人形を中心とした男の子のおもちゃ
ラディアン展示ギャラリー 9月2日(日)まで
神奈川県二宮町にお住まいの前田忠さんが、約六十年前から全国各地から収集した郷土玩具の展示会が二宮町ラディアン(生涯学習センター)で展示されています。今回は三回目で、第一回は(平成十七年)江戸から京都までの東海道郷土玩具展、第二回目は(今年の春)ひな人形を中心とした女の子のおもちゃ展を開催してきました。 前田さんの説明によると郷土玩具は全国各地の伝統・風俗・生活習慣・信仰などを反映して生まれ育ってきた郷土独自の玩具であり、多くは江戸時代から昭和初期を中心に各地方に芽生え、今日まで引き継がれています。 郷土玩具の種類や形状はさまざまで各地方ごとに展開されており、例えば、ある玩具は子どものおもちゃとして与える目的であったり、また、地方の行事を表現するものであったり千差万別ですが、いずれの場合もそれぞれの郷土とは切り離すことが出来ないものばかりです。 素材の一部はその地方特有の特産品を利用されている場合もありますが、多くは木・土・紙・藁など全国各地で入出できるもので創作されています。 素朴で温かく、どこか素朴な郷土玩具、ふだん見ることが出来ない郷土玩具、芝居人形を中心とした男の子のおもちゃを展示しますので、童心にかえり、じっくりとご鑑賞していただければ幸いです。と述べられています。 画像をクリックすると拡大表示されます。 PJニュース投稿掲載される。 |