戦時下の二宮を記録する会 
              会報誌 「ひとしずく」 第1号発刊
 

戦争の記憶を継承するために……

“今やっておかなければ永久に失われてしまう二宮の戦争の記憶を、聞き書きや手記によって記録に残すこと。この記録は後世に引き継ぐべき、公共の資産である。更にこの活動は平和の礎を築くことにつながる”

  これは、平成17年7月2日にラディアンで行われた集会で、平塚市博物館・前館長・土井 浩さんの講演:『平塚の空襲と戦災を記録する会と歩んだ16年』に続いて行われた発足集会で、私が呼びかけをした言葉です。

 呼びかけで集まった仲間が、「戦時下の二宮を記録する会」を結成しました。

 それから一年半、皆で手探りしながら「聴き取り調査」「文献資料の調査」「各種のイベント」等の活動を続けてきました。

 その最初の報告書である会報誌第一号『ひとしずく』を、お届けします。

代表:赤羽興三郎

表紙  (表紙のデザインと絵は藤澤知子さん)

 (目次)

『ひとしずく』第一号の構成

 前書き                          1頁

 目次                           2頁

第一部 イベント活動の記録              3〜 

  (記録する会が初年度に開催した、二つのイベント記録)  

 第二部  調査記録編:「三つの物語」

  (資料文献と聴き取り調査によって明らかになった戦時下の二宮の状況を報告する)

第三部  聴き取り調査編:「それぞれの戦争体験」

   (物故者の日記・著作、寄せられた手記や聞き書きで、戦争期の体験・記憶を記録した)

第四部  二宮の今昔編:「二宮ところどころ」

    (戦前、戦中、戦後の二宮の様子を種々な切り口で紹介する)

  
第五部
  参考図と会報

       参考図(昭和15年二宮大火の被災地図、戦争時の二宮駅線路、改築前の二宮小学校図面)

     会報  (戦時下の二宮を記録する会の会報、等)

  後書きと奥付

◎目次を部ごとに分け、中仕切(色つき紙)に項目と頁数を記載しました

一冊1000円

戦時下の二宮を記録する会のホームページ