|
||||
小田原市重要無形民俗文化財に指定されている神事[奉射祭]が1月7日に行なわれると聞いて家(二宮百合が丘)から歩いて30分の場所にある白髭神社(小田原市小船669小田原市小船669)を訪ねました。穏やかな日和の中境内では焚き火がたかれ100人くらいの人が参集していました。宮司の挨拶があり、神事の説明を船津さんという方が行なわれました。船津さんの書かれた資料はここ 古くから行なわれている素朴な行事が営々と地元の方々の努力で毎年行なわれていることに感激しました。写真で一端をご案内します。新聞社記者も数名来られていました明日の朝刊には掲載されるのでしょう。 宮司より配布された資料によると 【神 事 [奉射祭] 1月7日10時より境内で挙行される。年の初めにその年の五穀豊穣を祈る占い行事である。『ぶしゃさい』と読む。 小宮家本家分家の二氏が、的(竹で編み、直径2メートルの大きさで中心より渦輪16を書き、的の上・左・右に境内の椿の木で作った鳥型3個をつるす。この鳥型を燕と称している)に向かって矢を射るのである。 当日、神前に初穂と燕を供えて、宮司の祝詞奏上の後、的を社殿東側に立てて、本家射手が3本の矢を放ち、次いで分家の射手が3本の矢を放ち、最後に本家の射手が1本の矢を放つ。この当たりによって今年1年の吉凶を占うのである。最後の矢が放たれると周囲の人々が、どっと的にとびこんで燕を奪い合う。この燕は、玄関に下げておくと『魔除け』になるといわれている。この神事は、小田原市重要無形民俗文化財に指定されている。】 |