二宮・秦野間を走った
湘南馬車鉄道と軽便鉄道

来年は100周年

二宮町と秦野の間を明治39年(1906年)8月4日から馬車鉄道が走っていました。その後大正2年(1913年)2月10日に蒸気機関車に変わりました。来年2006年は丁度開通100周年に当たります。関連資料とリンク集を作りました。特に二宮在住の桑原昇一氏と故池田清一郎氏の素晴らしい作品をご紹介します。

桑原f一氏は湘南馬車鉄道と軽便鉄道を走る絵を当時を再現した風景の中に描きノスタルジックな雰囲気の素晴らしい絵を描かれています。また、故池田精一郎氏は著書-大正初期の正月行事と元町地域の景観、その変貌 より-の一節”湘南馬車鉄道と軽便鉄道”のなかで馬車から気動力へと変遷する過程を詳細な文章で描写されています。さらに大正5年頃の湘南気道会社(軽便鉄道)景観図で当時の軽便鉄道二宮駅付近を精緻な絵で表現されています。 桑原f一氏の望郷を誘う絵。 池田精一郎氏の精緻な文章と絵。 
このタイミングを利用して町おこしの企画を考えませんか。たとえば○湘南馬車鉄道、機関車のお菓子。○軌道のマップにお店の宣伝。○「(仮称)子どもの館」構想に原寸大の機関車を作り展示。○もっと進んで路面電車(LRT)の敷設。・・・
 100周年を記念して関連市町に呼びかけて何かイベントをやりたいですね。
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桑原氏の作品集

池田氏の作品
湘南軌道の機関車(桑原昇一氏画) 湘南馬車鉄道の馬車(桑原昇一氏画)


使用文献:池田精一郎氏著書 大正初期の正月行事と元町地域の景観、その変貌 より

素晴らしい町二宮