日本古来からの製法で醤油醸造歴史に幕
 神奈川二宮の峯尾醤油
2005年12月24日

ライブドアPJニュースに掲載さる

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江戸時代からの大きな杉樽を使って、日本古来からの製法で醤油を醸造してきた江戸の味と評判のお店が今日2005年12月24日幕を閉じました。

店の栞には「江戸時代に作られた木桶の三十五石桶を使用し、昔ながらに天然本醸造の醤油を造っています。短期醸造が一般化しているなかで、一年二ケ月から二年かけて贅沢に仕込むという古来からの製法で造られた醤油は、味も香りもまさに琥珀色の逸品です。」とあります。

1月初旬には工場を取り壊すそうです。貴重な文化財として形あるうちにと内部を撮影させていただきました。

峯尾醤油はかつては(江戸時代)小田原との堺の押切りにあった。中村川の河口あたり。鉄道が敷かれる前は交通の手段は船だったのであのあたりが、遠浅の海岸で荷物の上げ下ろしがしやすく物流の拠点だった。


注:1石は1升の100倍
三十五石は
一升瓶3500本分
6300リットルに相当

お店の栞の表紙より

素晴らしい町二宮